Google AdWords【TrueView動画広告】の概要と弊社事例をご紹介!

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YouTubeは全インターネット人口の3分の1を占める10億人以上が利用しており、現在の日本の利用率は70%以上と言われています。

そんな世界最大の動画共有サービスYouTube内に掲載される動画広告のことを「TrueView広告」と言います。

「TrueView広告」はユーザーの興味関心などに合わせて、ターゲティング出来、多くのユーザーに効果的に広告を配信することが出来ます。

そこで今回は、「TrueView広告」の概要や、配信事例を紹介します。

リスティング バナー

1.TrueView広告とは

TrueView広告とは、グーグルが運営する世界最大の動画共有サービスYouTube内に掲載される動画広告のことで、代表的な3つのフォーマットがあります。

  • インストリーム広告
  • ディスカバリー広告
  • バンパー広告

《インストリーム広告》

インストリーム広告

他の動画の再生前、再生中、再生後に表示され、動画広告再生開始から5秒以上経過すると広告がスキップ出来るようになります。

課金方法としては、動画広告を30秒間視聴(30秒未満の動画広告の場合は最後まで)した時、または、動画広告に対して何らかの操作を行った時に課金されます。

《ディスカバリー広告》

ディスカバリー広告

YouTubeの関連動画の横検索結果のトップにサムネイル画像とテキストで表示され、クリックすると再生されます。

課金方法としては、ユーザーがサムネイルをクリックして動画広告を視聴した時になります。

《バンパー広告》

バンパー広告

他の動画の再生前、再生中、再生後に表示される6秒以下の短い動画広告で、スキップすることは出来ないという特徴があります。

課金方法としては、広告が1,000回表示される度に料金が発生するインプレッション単価制(CPM)となります。

概要に関してはこちらの記事にもありますので、参考にしてみてください。
TrueView(トゥルービュー)広告の概要と使い方

2.TrueView広告で利用出来るターゲティング方法

TrueView広告で利用出来るターゲティング方法には下記のようなものがあります。

  • 地域
  • デバイス
  • スケジュール
  • ユーザー層
  • 興味関心
  • リマーケティング
  • プレースメント
  • トピック
  • キーワード

このようにTrueView広告では、ユーザー属性や、興味関心に基づいて、細かいターゲティングを設定することが出来ます。

《地域》

都道府県/市区町村/半径指定

《デバイス》

パソコン/スマートフォン/タブレット

《スケジュール》

曜日/時間指定

《ユーザー層》

年齢(18~24才/25~34才/35~44才/45~54才/55~64才/65+/不明)
性別(男性/女性/不明)
子供の有無(子供あり/子供なし/不明)
世帯年収(上位10%/11~20%/21~30%/31~40%/41~50%/下位50%/不明)

《興味関心》

ユーザーの興味関心をターゲティングして配信することが出来ます。

  • アフィニティカテゴリ(スポーツ/旅行/美容/買い物好きなど)
  • 購買意向の強いユーザー層(ROI)(アパレル/コンピュータ/不動産/家電など)
  • カスタムアフィニティカテゴリ(キーワード、URLを指定し、ターゲットを絞ったカテゴリを作成)
  • ライフイベント(大学卒/引っ越し/結婚)

《リマーケティング》

動画やチャンネルを過去に視聴したユーザーをターゲティングして配信することが出来ます。

《プレースメント》

特定のYouTubeのチャンネル、動画をターゲティングして配信することが出来ます。

《トピック》

選択したトピックに関連する動画、チャンネルをターゲティングして配信することが出来ます。

  • トピック(ゲーム/ペット/自動車/旅行など)

《キーワード》

動画広告のフォーマットと、指定したキーワードに応じて、YouTube動画、YouTubeチャンネル、ユーザーが関心を持ちそうなサイトに動画広告を配信することが出来ます。

3.TrueView広告の配信事例

ここでは、実際にTrueView広告を配信した際の事例を紹介します。

①観光地PR動画

地方の観光地のPR動画をディスカバリー広告インストリーム広告の2つのフォーマットで配信を行いました。

ターゲティングはいずれも【興味関心>アフィニティカテゴリ(リーチ)>旅行好き】で設定しております。

観光地PR動画

ディスカバリー広告、インストリーム広告で同程度の上限CPV(18~20円)で設定して配信を行いましたが、インストリーム広告の方が視聴率が高く、視聴単価4円で42,929回の視聴回数を獲得することが出来ております。

ディスカバリー広告では、視聴率が低く、視聴単価が高騰しておりますが、ユーザーの自発的なアクションによる視聴になるため、興味関心の高いユーザーの視聴が獲得出来ていると考えられます。

②スポーツ用品

スポーツ用品のPR動画をバンパー広告で配信を行いました。

キーワードトピックでスポーツ関連のキーワードを指定して配信を行いました。

スポーツ用品

キーワードターゲティングでは広めのキーワードを指定しており、配信量がトピックターゲティングより伸びております。

バンパー広告は6秒の短い動画での配信ですので、ほとんどのユーザーが最後まで視聴しております。

CPM課金なので、1回0.5円ほどで視聴されており、ブランド認知を高めることが出来ております。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

TrueView広告は、誰もが知っている動画サイトYouTubeに簡単に掲載出来る動画広告です。

簡単な設定で多くのユーザーに動画広告を配信することが出来、費用対効果の高い配信手法と言えます。

細かなターゲティングを設定することが出来、狙ったユーザーへの配信にも最適ですので、是非この機会に挑戦してみてください。