最近、テレビのCMや、電車の広告等でindeedを目にする機会も増え、「採用にindeedを使ってみよう!」と実際に採用活動に使用している企業も増えています。
もちろんその中でもindeedに広告を出稿し、より良い人材を採用したいと考える企業も多いです。
しかし、indeed広告は運用型広告ですので、運用が必要であり、その際に「どこまでユーザーを絞り込めるの?」とターゲティングについて気になっている方も少なくありません。
そこで今回は、indeed広告を出稿する際の「ターゲティング」についてご紹介していきます。
1.indeedで出来るターゲティング
結論から言うと、indeed広告ではターゲティングは出来ません。
GoogleやYahoo!などのリスティング広告であればターゲティング設定として、キーワードを登録したり出来るのですが、indeed広告で登録出来るのは求人情報のみになります。
ただ、indeedでターゲット設定は出来ませんが、設定次第ではターゲティングを行った配信に近い掲載が可能になります。
それを可能にするために、下記の3種類のポイントを意識する必要があります。
- 地域設定
- 募集職種の区分け
- 求人情報ページに具体的な採用基準を記載
①地域設定
どこに配信するのか、どこで採用したいか等、求人情報に地域を記載します。
indeedを利用する多くのユーザーは地名を入れて検索しますので、これは必須ですね。
②募集職種の区分け
どの職種で採用するか、勤務体系はどうか等の情報を盛り込む必要があります。
- 雇用形態⇒正社員なのか、非正規雇用・アルバイト採用なのか
- 職務内容⇒営業職・事務職などの区分け
- 勤務時間⇒日勤・夜勤もあるのか
- 給与⇒月給制なのか時給制なのか、残業手当・賞与はあるのか、など
- 休暇日⇒週休二日制・完全週休二日制・お盆・年末年始休暇はあるのか、など
実際に働いた時にどのような条件になるのかを記載する部分になりますので、出来るだけ具体的に記載した方が応募数も増加します。
③求人情報ページに具体的な採用基準を記載
ユーザーのニーズに合った求人を表示させるには、募集要項に必要な情報を盛り込む必要があります。
採用側と求職者側の擦り合わせのポイントになるので重要な部分です。
(例)
- 高卒以上or大卒以上
- 採用する際に求める基準はあるか
- 未経験でもOKか
もちろん、詳細に書けば希望のキーワードで表示されるという保証はありませんが、自社の求人情報をどのキーワードで表示させたいかによって、書き方なども変わってくるかと思います。
ですので、求人を掲載する前に、まずはどのキーワードで表示させたいのかを大まかで良いので決めておくと、基本となる情報はブレずに掲載出来るのではないでしょうか。
成果を出すための具体的なコツについてはこちらの記事にて記載していますので参考にしてみてください。
「人材が欲しい人必見!indeed広告で成果を出すための2種類のコツ」
2.indeedでターゲティングが出来ない理由
indeed広告ではターゲティング設定が出来ない理由として、indeedはどのようなキーワードで求人を表示するのかを実際に記載してある求人情報から読み取り、自動で表示させる仕組みとなっています。
つまり、indeed側が独自に「この求人はこのキーワードで表示させるのがふさわしい!」と判断し、表示するような仕組みになっています。
どのようなキーワードで表示されているのかは、indeed内の「求人アナリティクス」で判断することが出来ます。
ただし、これは全てのキャンペーンを総合した結果であり、キャンペーンごとでどのキーワードで表示されているのかを測ることは現状出来ません。。。
3.大事なのはユーザー視点の観点
indeed広告でのターゲティング設定が出来ない以上、どこまで求人情報にこだわるかというのが、成果を出すために必要です。
もちろんindeedのアルゴリズムにマッチするように、求人内にキーワードを盛り込むなども大切ですが、一番大事なのはユーザー視点で求人を考えることです。
応募してくれるユーザーに対して求人が魅力的ではない場合、クリックされても応募まで至らない可能性があります。
費用を抑えて良い人材を採用するためにも、ユーザーにとって「分かりやすく魅力的」な求人を作りましょう。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
求人サイトを使用して採用するとなると、高額な費用が掛かってしまう場合があります。
“採用費用を抑えたい、自社の採用HPを活かしたい、濃度の濃い求職者を集めたい“といった場合に活用出来る媒体ではないでしょうか。
もしもindeed広告をやってみたけど成果が悪いという場合は、ぜひ一度弊社にご相談ください。