コンバージョンが取れたり、取れなかったりした時に、何故だろうと気になったら、「デバイス」毎の結果を見てみてはいかがでしょうか?
パソコンとスマートフォンの両方に配信しているのに、デバイス毎の結果を見てみるとスマートフォンにばかり配信されている、なんてこともあったりします。
それで獲得が出来ていれば問題ないかもしれませんが、獲得出来ていないのであれば、その設定は変更した方が良いかもしれません。
そこで今回は、デバイス毎の成果の確認方法について確認していきたいと思います。
1.デバイス毎の成果を確認する方法
1-1.Google
まずは、Googleからデバイス毎の成果を確認してみましょう。
「分割」をクリックします。
「デバイス」をクリックします。
デバイス毎に結果が表示されます。
1-2.Yahoo
次に、Yahooについても同様に確認していきましょう。
「表示」をクリックします。
「デバイス」をクリックします。
デバイス毎に結果が表示されます。
2.デバイス毎に広告を配信する方法
2-1.Google
「設定」のタブをクリックします。
「デバイス」のタブをクリックします。
パソコン(タブレット)にのみ配信したい場合、モバイル端末の入札単価調整比の「–」をクリックして、「引き下げ率:-100%」に設定します。
スマホにのみ配信したい場合、パソコン(タブレット)の入札単価調整比の「–」をクリックして、同様に「引き下げ率:-100%」に設定します。
2-2.Yahoo
「ターゲティング」のタブをクリックします。
「デバイス」のタブをクリックします。
パソコンにのみ配信したい場合、スマートフォンの入札価格調整率の「+0」をクリックして、「引き下げ率:-100%」に設定します。
スマホにのみ配信したい場合ですけれども、Googleでの設定は説明しましたが、Yahooではその機能が無い為、設定出来ません。
しかし、スマホに限りなく寄せて配信することは可能です。
その方法としては、スマートフォンの入札価格調整率の「+0」をクリックして、「引き上げ率:+300%」に設定します。その際、キーワードのクリック単価も調整する必要があります。
例えば、スマホに入札単価100円くらいで広告を配信したいと思っていても、この設定をしてしまうと、300円で広告の配信がされてしまう可能性があります。
そこで、キーワードの入札単価を「25円」に設定しましょう。
そうすれば、25円の300%、つまり75円が25円に上乗せされることになり、結果として100円の入札単価ということになります。
しかし、この設定をしても、パソコンに配信されることがあるのでご注意ください!
3.広告の配信先デバイスを絞る理由
デバイスを絞る理由はいくつかあります。
まずは、配信している広告がBtoBの商材であったり、スマートフォンに配信してもあまり効果が出ないと考えられる時は、パソコンへの配信のみにした方が良いと思います。
次に、当初よりパソコンとスマートフォンの両方に配信していて、スマートフォンでは獲得が出来ているのに、パソコンでの成果が悪い場合、パソコンへ配信されている分をスマートフォンへ配信することにより、獲得に繋がる可能性があると思います。
そのようなときは、スマートフォンのみの配信にするのが良いと思います。
4.まとめ
取り扱う商品やサービスによって、パソコンの方が獲得の相性が良かったり、スマートフォンの方が相性が良かったりがあると思いますので、デバイス毎の結果を見て、広告の配信を最適化していきましょう!