リスティング広告のクリック単価の調べ方と相場・目安を一挙公開!

リスティング広告 クリック単価

リスティング広告を始めようと調べたときに「CPC、CTR、CV、CPA」など色々な専門用語を目にした人も多いと思います。

その中でもリスティング広告で効果を出すために絶対に知らなければいけない要素のひとつ、それが「クリック単価」です。

クリック単価とは、広告1クリックあたりにかかる費用の事で、この単価が上下するとユーザーを誘導できる人数や、広告の表示位置に影響が出ます。

クリック単価の管理は広告配信においては欠かせないものなのです。

でも、大事な要素だとわかっていても平均はいくらなのか、いくらに設定すると良いのかと思い、とっつきにくく思う人が殆どです。

ですので、今回は広告運用を始める際に必要なクリック単価の設定について説明します。

これさえ読めば、広告の配信がスムーズに始められます。

1:クリック単価の相場

クリック単価は10円以下で安定できる場合もあれば2,000円を越えることもあります。

なぜそれだけ差が起きるのか、その要因についてお話します。

次の章の最後に、具体的な相場の出し方についてご説明します。

1-1:クリック単価を左右する5つの要素

一言にクリック単価の相場と言っても、クリック単価の相場は業界で違えば、同じ業界でも商材などによっても大きく変わります。

次の図に、クリック単価の相場を決定する主な5つの要素をまとめました。

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◆業界

飲食業界でお客さんを一人獲得する場合と、エステ業界でお客さんを一人獲得する場合など、業界が違えばお客さんを一人獲得するのにかかる金額も変わります。

◆商材

同じ業界でもクリック単価は変わり、例えば飲食業界を例にすると、料亭なのか居酒屋なのかファーストフードなのかなど、利用する場面や客層、予算が変わるためクリック単価にも影響があります。

◆知名度

企業や商品の知名度が広くある場合は広告に対するクリックは集まりやすくなります。逆に知名度が少ない企業はそういった競合他社を相手にするためクリック単価は高くなりがちです。

◆時期

広告を展開する時期、これは季節であったり、取り扱う商品が成長期なのか、成熟期なのかといったタイミングが関係する条件です。

冬場に水着の広告を出しても興味を示す人は少なくなりますし、斬新な商品もブームを過ぎていくと競合他社との競り合いがより渋くなり、クリック単価にも影響を及ぼします。

◆媒体

要するにGoogle AdWordsで配信したか、Yahoo!プロモーションで配信したかということです。
Googleでは80円でクリック単価が安定しているのに、同じ設定で配信したYahoo!では130円ということもあります。

これは二つの媒体のユーザー層が違ったり、配信の方法や、表示位置に違いがあり、得意な配信分野に違いが出るためです。

ですので同じ業界、同じ商材、同じ知名度、同じ時期であっても媒体が違うだけで大きくクリック単価に差がつくこともあります。

以上の5つの要素が主にクリック単価の相場大枠を形作ります。

2:クリック単価の調べ方と相場の出し方

クリック単価を具体的に調べる方法はいくつかありますが、ここでは一番オーソドックスで、なおかつ無償の調べ方を紹介します。

2-1:Google AdWordsの場合

Google AdWordsのクリック単価を調べる場合は、Google AdWords内にある「キーワードプランナー」というツールを使います。

このツールは、配信を行い検索キーワードのおおよそクリック単価や、類似したキーワード、月間での検索ボリューム数など、リスティング広告を運用するうえで重要となる情報を確認することが出来ます。

ただ、このツールを使う場合は先に「Google AdWordsアカウント」が必要になるので、登録を先に行ってください。

まず、Google AdWordsにログインしトップ画面に行きます。

トップ画面のタブにある「運用ツール」をクリックすると、「キーワードプランナー」が表示されますので選択してください。

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次に「新しいキーワードの選択と検索ボリュームの取得」を選び、

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配信を行いたいキーワード、または配信を行いたいサイトURLを入力し、「候補を取得」を選ぶと取得結果が表示されます。

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結果画面に表示されている、推奨入札単価がクリック単価を構成しています。

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※最近、検索ボリュームやクリック単価の表示がどんどん曖昧になってきています。

2-2:Yahoo!プロモーションの場合

Yahoo!プロモーションでクリック単価を調べる場合もGoogleAdWordsと殆ど手順は同じです。

Yahoo!プロモーションにログインし、トップ画面にある「ツール」から「キーワードアドバイスツール」を選びましょう。

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次に配信を行いたいキーワードやサイトURLを入力欄に記入し、「キーワードを抽出」を押しましょう。

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クリックすることで、Googleと同じようにクリック単価を構成する要素である、キーワードの単価が確認出来ます。

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2-3:クリック単価の相場の出し方

まずは配信を行いたいキーワード業界で検索ボリュームの大きいワード、もしくは自社のサービスを検索結果に出すのであれば外せないキーワードなどを入力し、キーワード候補を取得します。

次に関連度の高いキーワード、もしくは検索ボリュームが大きいワード順で並べ、そのキーワード上位の単価を合算し、その平均クリック単価を出すことで、おおよその相場を導き出すことが出来ます。

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3:クリック単価を設定する際の目安

次は広告の配信を開始する際に必要なクリック単価の設定の仕方です。

クリック単価の設定を低くしすぎると、配信が行なわれない可能性があります。

ですので、この章ではスタートダッシュを上手く切れるよう、そしてそれを継続できるようにするためのポイントをお教えします。

3-1:キーワードプランナーで算出した相場で入札する

2章で紹介した「キーワードプランナー」「キーワードアドバイスツール」を活用することで、クリック単価の相場を確認出来るので、相場よりも大きい価格でクリック単価を設定することで、殆どの場合スムーズに滞りなく配信は行なわれます。

3-2:おおまかに決める

例えばキーワード全体をの入札価格を100円で統一する方法です。

リスティング広告は実際に配信して初めてクリック単価や表示頻度、自分の広告の品質などがわかる特徴があります。

ですので最初はざっくりとした金額で配信を行い、配信成果を参考に適切な入札価格を設定していく方法です。

この方法であれば成果を見てからどのキーワードに寄せるかを決められるため、より堅実的な運用方法ではあります。

ですが、予測が外れ初めの入札単価を低くしすぎてしまうなどにより、初速の配信が滞る可能性もあるため、それを防ぐために細かに確認を行なうという最初にかかる手間を多くなります。

3-3:配信後の調整を欠かさない

配信を行った後に必ずしなければならないのが調整です。

実際に配信を行ったことでキーワードの中には、成果が出ている物、成果が出ていない物、機能していないものなどがあるはずです。

より効率的に配信を行う為、それらに調整を行いましょう。

例えば、クリック数は多いものの、そこから顧客獲得に繋がっていないキーワードなどの費用対効果が悪い物は入札単価の引き下げや、そもそも入札をやめる事が大事です。

逆に成果が良い物は入札単価を上げて、表示位置をより優位にしてあげることでさらなる成果を見込めます。

また、大事なのが配信がされていないワードの確認です。

明らかに顧客が獲得できるであろうコアワードなのに、入札した価格が低く配信がほとんど行われなかった場合は入札価格を上げて配信の安定化を図ることが重要です。

このように配信後に得られるデータを元にして、より効果的な広告配信を行えるよう繰り返し調整と最適化を細かく行うことがよりよい成果へと繋げるための流れとなります。

4:実際のクリック単価が決まる仕組み

ここまではクリック単価の相場を左右する要素や、クリック単価のおおよその確認の仕方を説明しました。

次は実際にクリック単価が決まるのに重要なポイントを話します。

4-1:広告の掲載順位

クリック単価を説明するうえで必要なのが「掲載順位」です。

リスティング広告はユーザーが検索した結果画面に広告を表示するのが基本で、
ページの上部であればあるほどランクが高い広告になります。

このランクを広告ランクと呼びます。

4-2:クリック単価と広告ランクの関係

広告ランクは、配信したいキーワードに入札している「入札単価」と、広告がいかにユーザーにとって有意義かをはかる「品質スコア」を掛け合わせた値になります。

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この広告ランクによって、実際に支払うクリック単価が決まります。

4-3:実際に支払うクリック単価の決まり方

あるキーワードの広告配信状況が下図の場合、

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掲載順位は「自社、B社、A社」の順になります。

ですので、支払うクリック単価は200円になりそうですが、実はそうではなく、競合他社との競り合いにより決まります。それが次の計算式です。

ですので、先程の表に当てはめると、それぞれの企業が支払うクリック単価は、

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となります。

ですので、入札をしている金額がそのまま支払う金額にはなりませんし、入札額が高ければ掲載順位も高くなるというわけではありません。

このキーワード1つ毎にかかるクリック単価全体の平均が、アカウントにおけるクリック単価となります。

5:広告費全体の決め方

最後に広告を運用するのであれば絶対に考えなければならないのが予算です。

LTV(ライフタイムバリュー)などの方法もありますが、今回は初めてリスティング広告を利用する場合に予算を決定する方法をお教えします。

5-1:予測クリック単価と平均から予算を考える

クリックしたユーザーから顧客獲得へとつながる割合が1%と言われています。

ですので、クリック単価が「120円」とした場合で月間10件の顧客を獲得したい場合。

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となります。

5-2:目標数値を決めて予算を立てる

「いくらで顧客を獲得し、月に何件獲得するか」で決める方法です。

「15,000で顧客を獲得したい。」

もしくは「今まで顧客を1人獲得するのに現状15,000円かかっているので、最低でも15,000円以内で獲得しなければ今の集客よりも効率が悪い。」と考えた場合。

「15,000円」が目標獲得金額となります。

そこから、何件獲得したいのかを倍数で掛ければ初月導入予算の出来上がりです。

例えば10件獲得したいのであれば

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となります。

ただ、リスティング広告は得られたデータを元に改善を繰り返し、成果を改善していく広告媒体なので、初月で成果が悪かったからと打ち切ってしまうと勿体ないです。

少なくとも3ヶ月は継続して利用することをおすすめします。

6:まとめ

クリック単価は安く獲得出来るに越したことはないのですが、安く設定しすぎるとそもそも広告が表示されなくなってしまう可能性があります。

ですので効率よく効果的な広告を打ち出すためには、最初はクリック単価にある程度の幅を設けつつ、配信結果から得られるデータを元に、広告の品質を高めてあげることが重要になります。

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