Twitterは2017年10月現在、全世界で3億2800万人が利用し、国内の月間アクティブユーザー数は4000万人にも登る、世界を代表するSNSの一つです。
そんなTwitterで出稿出来る広告の目的は、サイトのアクセス数を増やすことやフォロワーを増やすこと、アプリのダウンロードを増やすことなど、様々な用途があり、商材やサービスによって使い分けることが重要です。
そこで今回は、数あるキャンペーンの中でも「アプリキャンペーン」に焦点を当ててまとめてみました。
この記事では、アプリキャンペーンの概要や課金方式、それを使用して広告を出すときに意識すべきちょっとしたコツについてをご紹介します。
0.キャンペーンの種類
Twitter広告には下記の6つの目的に合わせたキャンペーンを設定することが出来ます。
- フォロワーキャンペーン
- ツイートエンゲージメントキャンペーン
- ウェブサイトクリックまたはウェブサイトコンバージョン
- アプリインストールまたはアプリエンゲージメント
- リードキャンペーン
- ビデオ再生キャンペーン
Twitter広告を出す目的によってどのキャンペーンを使用するかが変わってきますが、今回はアプリインストールまたはアプリエンゲージメントについてご紹介していきます。
1.アプリキャンペーンの特徴
アプリキャンペーンというのは、アプリのインストールやアプリのエンゲージメント率(ユーザーが反応する確率)を促進するキャンペーンです。
このキャンペーンを選択すると、Twitterのタイムライン、またはTwitterの検索結果にアプリのインストールや利用を促す広告が掲載されるようになります。
ユーザーがまだインストールしていない場合は、広告のボタン表示は「インストール」に、既にインストールしている場合はボタン表示が「開く」に変化します。
2.アプリキャンペーンの課金方式
アプリキャンペーンの課金方式としては下記の2種類があります。
- コストパーアプリクリック
- コストパーインストール
コストパーアプリクリック
ユーザーをApp StoreまたはGoogle Playに誘導したクリック、またはアプリケーションを直接開いたクリックに対してのみ課金が発生します。
課金されるタイミングは初回のクリックのみで、同一ユーザーによる2回目以降のクリック、または他のユーザーからのリツイートによる拡散分からのクリックは課金されません。
コストパーインストール
ユーザーがアプリをインストールした場合のみ課金が発生します。
こちらもコストパーアプリクリックと同じく、他の人がリツイートやお気に入りにしたところからのインストールでは課金されません。
また、コストパーインストールはアプリインストールキャンペーンのみで、モバイルアプリのコンバージョントラッキングが必要になります。
3.効果を上げるためのコツ
アプリキャンペーンのツイートに対し、ユーザーのインストール数や起動回数を増やす為には下記のようなポイントを意識するとよいでしょう。
- ユーザーからの高い評価やポジティブな記事があればツイートに含める
- 割引の内容や具体的な価格を表示する
- ツイートの文字数をユーザーが読みやすい80~100文字にする
- ユーザーに緊急性を伝える言い回しを使い、ユーザーの行動を促す
これらは公式でもコツとして明記されています。
どのような年齢層のユーザーが自社のアプリに興味を持ち、どのようなツイートに対し興味を持つのかなど、キャンペーンを効果的なものにするには常にテストしなければなりません。
何度も繰り返しテストし、よりユーザーのアクションを起こさせるようなキャンペーンの最適化を図ることで、成果を上げられるTwitter広告にしていきましょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
年々、モバイルアプリ市場の急速な成長に応じ、競合が多くなり、今まで以上にアプリのプロモーションを強化する必要が出てきました。
もしもこれから自社アプリのプロモーションをTwitter広告で行おうと考えているのなら、ぜひこの記事を参考にして、成果の出る広告を出稿してみてください。