Twitter広告のキーワードターゲティングの概要と効果的な使い方

Twitter広告,キーワードターゲティング

キーワードターゲティングは、Twitter広告のターゲティングの中でも、使い勝手が良く利用しやすいターゲティング手法の1つになります。

言葉の通り、ユーザーがTwitter上で使用している言葉を使ったターゲティング手法であり、成果も期待出来ます。

今回は、そんなキーワードターゲティングの概要や使い方はもちろん、設定方法などもご紹介していきます。

もし、Twitter広告に挑戦した事がない方は、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?

1. Twitter広告のキーワードターゲティングとは?

Twitter広告のキーワードターゲティングとは、その名の通り、Twitter上でユーザーが入力したキーワードに基づいてターゲティングする方法を指します。

つまり、ユーザーがTwitter上で行う「検索行動」や「つぶやき」を使ったターゲティング手法と言えます。

キーワードターゲティングには、次の2つの種類があります。

  • 検索キーワード
  • ツイートキーワード

検索キーワード

「検索キーワード」では、ユーザーがTwitterで検索したキーワードによって広告表示を制御出来ます

例えば、「リスティング広告」というキーワードを設定すれば、「リスティング広告」という単語を検索したユーザーにだけ広告を配信する事が出来ます

検索キーワード

ユーザーの明確な興味・関心に基づいたターゲティングが出来るのが、検索キーワード最大の魅力になります。

ツイートキーワード

「ツイートキーワード」の場合は、ユーザーのツイートに含まれるキーワードによってターゲティングします。

先程の例で言えば、「リスティング広告」というキーワードを設定しておくと、「リスティング広告」という単語を含むツイートをしたユーザーにだけ広告を掲載するといった具合ですね。

ツイートキーワード

こちらは、潜在的な初期段階のニーズに対応できるのが特徴だと言えます。

2. Twitter広告のキーワードターゲティングの使い方

Twitter広告でキーワードターゲティングを設定するのはとても簡単で、次の5ステップで終了です。

  1. 「広告キャンペーンを作成」を開く
  2. 「キーワード」をクリック
  3. キーワードを入力
  4. 「マッチタイプ」を変更
  5. 通常通りの設定

①「広告キャンペーンを作成」を開く

まずは、新しい広告キャンペーンの作成ページを開きます。

「広告キャンペーンを作成」

②「キーワード」をクリック

次に、ターゲティングの選択セクションに移動し、「キーワード」をクリックします。

「キーワード」

③キーワードを入力

次に、空欄にキーワードを入力していきます。

複数指定する場合は、キーワードを1つ入れるごとにEnterを押して追加するようにしましょう。

④「マッチタイプ」を変更

追加したキーワードをクリックすると、「マッチタイプ」を変更出来ます

当然ですが、「マッチタイプ」を厳しくすると配信量は減ってしまいますので、広告の成果を見ながら調整していきましょう。

「マッチタイプ」
補足~各マッチタイプの意味~

  • 部分一致(順不同)キーワードの語順や語尾活用に関係なく対象となります。スペルミスも含まれます。
  • フレーズ一致そのキーワードに完全に一致する単語だけが対象となります。1字でも違っていれば別の単語だとみなされます。
  • 除外:語順等に関係なく、指定したキーワードが含まれてさえいれば除外対象とします。
  • 除外(フレーズ一致)指定したキーワードが完全に一致する形で含まれていた場合のみ、除外対象とします。

⑤通常通りの設定

あとは、予算やクリエイティブなどを通常通り設定していけばOKです。

キーワードターゲティングを用いた広告出稿の準備は、これで完了です。

3. Twitter広告のキーワードターゲティングを設定する時のポイント

ここからは、Twitter広告のキーワードターゲティングを設定する際のコツは、次の2つになります。

  • ターゲット層のペルソナを意識してキーワードに幅を持たせる
  • 普段からTwitter上でキーワード収集に努める

ターゲット層のペルソナを意識してキーワードに幅を持たせる

キーワードターゲティングでは、ターゲット層のペルソナを明確にイメージして、そのペルソナのライフスタイルや趣味嗜好に合ったキーワードを適宜追加していくようにしましょう。

先程例に挙げたリスティング広告の場合、「リスティング」「PPC」というキーワードだけではなく、「WEB広告」「集客」「マーケティング」などといった周辺的なキーワードも追加しておきます。

こうすることで、より狙ったユーザー層にリーチしやすくなり、潜在的な顧客層に対しても訴求出来るようになります

逆に、「リスティング広告」のような直接的なキーワードだけを設定してしまうと、ユーザーの数が少なくなってしまう為、効果も上げるのはなかなか難しいです。

普段からTwitter上でキーワード収集に努める

普段からTwitterでターゲット層のツイートを観察し、意識的にキーワードの収集に努めるようにしておきましょう。

やはり、自分で考えるだけでは限界があります。

きっと、想像もしなかったキーワードが頻繁に使われていたり、魅力的な関連キーワードを発見できるはずです。

もちろん理想を言えば、実際にTwitterを利用しTwitter上でやり取りを行う事ですが、なかなか難しいと思いますので、キーワード収集だけでもするようにしておきましょう。

4. まとめ

Twitter広告の数あるターゲティング方法の中でも特徴的な「キーワードターゲティング」について、その概要や使い方を見てきましたが、いかがでしたか?

キーワードターゲティングは、使い勝手が良いだけではなく、実際の効果が現れやすいターゲティングタイプでもあります。

まだ使ったことがないという方は、ぜひこれを機に、キーワードターゲティングを活用してみてください!