リスティング広告を使用して成果を出したいけど、「どこを確認すれば分からない」「どうすれば良いのかが分からない」方が多いかと思います。
成果を改善するには、様々な要素を考えて運用を行う必要がありますが、専任の担当者でなければ、何時間も工数をかけることは出来ませんよね。
そこで、今回はリスティング広告で成功させる為に、最低限行うべきポイントを紹介します。
目次
1. 適切なキャンペーン構成のポイント
リスティング広告はアカウントを構築して終了するわけではありません。
PDCAを回して成果を改善していく必要があります。
その為、下記の2点を抑えてアカウントの構成を考えましょう。
分かりやすいキャンペーン名
力を入れるべきキーワードへの注力・その後の改善。その様な事考えるのであれば、キャンペーン名をきちんと考えてつけておけば無駄な事も軽減されます。
消極的な予算設定では?
1ヶ月の予算が決まっている為、単純に30日で予算を割ってしまう事があると思います。
トータルの予算にもよりますが、単純に予算を割ってしまうと表示率などの無駄が出てきます。
初めてリスティングを出稿する際であれば、1週間で予算を使い切るぐらいの設定をする事でリスティングに現状投資する価値があるか無いかが判断出来ます。
2. キーワードの最適化をしましょう
リスティング広告ではキーワードの調整を行うことで、成果を改善することが出来ますので、キーワードの最適化を行っていきましょう。
1広告グループに1キーワードの設定
広告グループにたくさんキーワードを入れていませんか?
1広告グループにたくさんキーワードを入れるとマッチした広告文の設定が出来ません。
出来るだけ細かく広告グループを分けて、マッチした広告文を設定するようにしましょう。
キーワードの単価調整
キーワード・デバイス・その日の検索需要によって単価は変化します。
こまめに単価調整をして無駄を無くす様にしましょう。
検索クエリをチェック
検索クエリを確認して、必要のないキーワードは除外を行い、CVの獲得が出来ているキーワードは追加していくことでキーワードの質が向上していきます。
例
下記の図でいうと、赤枠のキーワードは成果が出ていないので除外を行います。
青枠のキーワードは、検索数は少ないですが安い単価でCV出来ているので、キーワードの追加を行うことで取りこぼしを減らすことが出来ます。
3. 広告文は定期的に確認が必要
広告文が変わると成果が変わりますので、常にABテストを行い広告文の最適化を行っていきましょう。
4. リマーケティングを実施しよう
リマーケティングは一度サイトに訪れたユーザーにアプローチが出来る為、非常に効果の高い施策になります。
リマーケティングはディスプレイ広告だけではなく、検索広告と掛け合わせて配信を行うことも可能となります。
リマーケティングの種類は下記を参照
「リスティング広告をやっているなら絶対押さえたい!リマーケティングの種類」
5. ディスプレイ広告と検索広告のターゲットの違い
ディスプレイネットワークと検索広告では対象になるユーザーが違います。
ディスプレイ広告は潜在層をターゲットとした広告となり、検索広告は顕在層をターゲットにした広告となります。
ターゲット層が異なる為、ディスプレイ広告と検索広告では、広告文の見せ方を変える必要があります。
6. Google Analyticとアドワーズの連携
Google Analyticと紐付けする事で、さらに詳細な情報を把握することが出来ます。
また、Google Analyticを活用したリマケリストを作成することも出来ますので、紐付けていないようでしたら、紐付けを行いましょう。
7. ランディングページの最適化
リスティング広告はあくまでもランディングページへの誘導までしか行うことは出来ません。
最終的な成約はランディングページによって決まります。
その為、ランディングページの改善にも力を入れていきましょう。
ランディングページの改善方法は下記を参照
「ランディングページのコンバージョン率を上げるためにまずやるべき12の事」
8. まとめ
リスティング広告だけでなく、運用型の広告はPDCAを回していくことで、成果が改善していきます。
これらの項目は非常に大事な部分になってきますので、この機会に確認を行ってみてください。