Facebook広告で使える10種類の広告タイプを徹底解説!

Facebook広告は、個人の情報を細かく入力出来るというSNSの特性から高いターゲティング精度を誇り、現在は多くの企業が広告を出稿しています。

また、Facebook広告には多種多様な使い方があり、画像や動画をベースとした広告配信はもちろんのこと、ECサービスに特化したフォーマットやイベントをPRする広告を配信することも可能です。

ただ、企業の目的に応じて設定が出来る広告フォーマットの種類が多様化してきている反面、これから始めようと考えている人にとって、どのような広告があるのか分かりにくいですよね。。。

そこで今回は、Facebook広告にはどんな種類があるのか、その特徴をご紹介したいと思います。

0.Facebook広告の種類

Facebook広告には下記のような種類があります。

  • 画像(バナー)広告
  • 動画広告
  • スライドショー広告
  • カルーセル広告
  • キャンバス広告
  • コレクション広告
  • ダイナミック広告
  • リード広告
  • クーポン広告
  • イベント広告

それでは一つずつご紹介したいと思います。

1.画像(バナー)広告

画像(バナー)広告

1枚の画像とテキストをメインとした一般的な広告です。

ユーザーは文字よりも写真の方を先に見る傾向にあるため、第一印象でユーザーに興味を持ってもらうには、画像を工夫する必要があります。

広告用に高度な加工を行なっていない画像でも成果が出ているアカウントも多いため、今からFacebook広告を始める方にも作成しやすいフォーマットになります。

2.動画広告

Facebook広告 種類2

画像広告は1枚のバナーを使用しますが、バナーではなく動画を使用した広告が動画広告です。

広告がユーザーの見ている画面に現れると自動で動画が再生されるため、ユーザーの目に留まりやすいというメリットがあります。

また、バナーよりも伝えられる情報量が増えるので、上手くストーリーやメッセージ性を動画に入れて訴求をしている広告も多く見られます。

動画を用意する必要があるので、画像広告よりも準備に手間がかかるかもしれませんが、ぜひ一度試していただきたい広告です。

3.スライドショー広告

スライドショー広告

スライドショー広告とは、3~10枚の画像をスライドショー形式の広告として配信する方法です。

動画を作成するのが大変、という方であればスライドショー広告がおすすめです。

画像を設定するだけなので簡単に作成が出来ますし、動画に比べてデータ量が少ないので読み込みスピードも早いです。

色々な商品を紹介する場合や、作業の手順を紹介する時などに役立ちます。

表示される画像の順番を入れ替えることも簡単なので、複数のパターンでテストしてみるのも良いですね。

4.カルーセル広告

カルーセル広告

カルーセル広告は、1つの広告に複数の画像や動画を掲載することが出来ます。

それぞれの画像や動画に見出しやリンクを設定することが出来るので、複数の商材を訴求したい時や、様々な利用シーンを紹介したい時などに活用出来ます。

また、4コマ漫画のようにストーリー性を持たせる手法もあり、ユーザーの興味を引きこむ方法としても有効活用出来ます。

複数の画像や動画を設定しておけば、よくクリックされるなど成果の良いクリエイティブを自動で1枚目に持ってきてくれる機能もあるため、並び順に迷った時などおすすめです。

5.キャンバス広告

キャンバス広告

キャンバス広告とは、Facebookアプリの中で広告をクリックすると、フルスクリーンの画面が立ち上がり、1枚のランディングページのように記事や画像などのコンテンツをユーザーに見せることが出来る広告です。

キャンバス広告は、スマホ専用のフォーマットです。

外部リンクに移動するよりも読み込みスピードが速く、読み込み時間が長いことによるユーザーの離脱を防ぐメリットもあります。

既存のテンプレートから作成することも可能なので、意外と簡単に配信を試すことが出来ます。

6.コレクション広告

コレクション広告

コレクション広告とは、画像や動画などユーザーの興味を引くメインビジュアルを設定し、その下に関連する商品画像を4枚並べて表示させることの出来る広告です。

ECサービスなどの企業が活用しているケースが多いです。

広告とは別に製品カタログを作成する必要はありますが、そのユーザーの興味と関連性の高い商品が表示されるため、ユーザーが求める商品を発見しやすいです。

大手ブランド企業も活用している配信方法なので、ぜひ試してみて下さい。

7.ダイナミック広告

ダイナミック広告

ダイナミック広告は、見た目はカルーセル広告と似ていますが、ユーザーの閲覧履歴に基づいて表示させる商品を選んでくれます

ECサイトなどのリマーケティング配信機能だけでなく、サイトに訪れていないユーザーに対しても、関連性の高いユーザーを判別してアプローチすることが出来ます

ダイナミック広告にも製品カタログの作成が必要です。

また、専用のFacebookピクセルの実装も必要ですので、配信までの手順が多くなりますが、コンバージョン率の向上につながっている事例が多いので可能であればお試しいただければと思います。

業界に特化しているダイナミック広告もあり、「旅行向け」「小売・EC向け」「不動産向け」があり、これらは特別な情報(住所や経緯度など)が必要ですが、設定さえしてしまえば配信を最適化してくれますので、配信方法に迷った場合にはおすすめです。

8.リード広告

リード広告

リード広告は、ユーザーのアドレスなどのリストを集めたい場合に活用します。

外部リンクに遷移せずに情報が入力出来るので気軽にフォームを入力出来る他、Facebook上に登録されている情報であれば自動入力されるため、ユーザーの手間を大幅に削減出来ます。

セミナーへの申込メルマガ集客にも繋げられるメリットもあります。

9.クーポン広告

クーポン広告

店舗への来客を促進する目的でクーポンが配信出来ます。

広告をクリックするとクーポンが発行され、実際の来店時に提示するクーポンとしても利用出来ますし、ネットクーポンとしても活用出来るので、新規・既存どちらのユーザーに向けても有効です。

10.イベント広告

イベント広告

開催するイベントを認知させたい時に活用出来ます。

事前に作成したイベントページを利用して広告として配信が出来ます。

「参加予定」「興味あり」のアクションを行ったユーザーが把握出来るため、どれくらいのユーザーがこのイベントに興味を持っているのかどんな層のユーザーが興味を持っているのかというデータ取得にも活用出来ます。

イベントやセミナー集客に困っている方がいれば、一度試してみても良いかもしれません。

11.まとめ

いかがでしたでしょうか。

Facebook広告の種類をざっと説明させて頂きましたが、設定がシンプルなものから複雑なものまで、様々な種類のフォーマットがあったと思います。

どの方法があっているのかは配信してみなければ分かりませんが、どの方法も活用の仕方によって大きな成果を生み出す可能性があります。

これからも機能の追加はされていくと思いますので、定期的に情報をチェックしてみることをおすすめします。