スマートフォンの普及により現在、iosやandroidで様々なアプリが世の中に出回っています。
アプリの開発会社は、スマホユーザーにどのように宣伝してアプリをインストールしてもらうのか考えていく必要がありますよね。
そこで今回は、アプリの宣伝に特化したグーグルアドワーズのユニバーサルアプリキャンペーンの効果的な使い方や設定方法をご紹介していきます。
目次
1.ユニバーサルアプリキャンペーンとは
ユニバーサルアプリキャンペーン(UAC)とは、グーグルの膨大なネットワークを利用して、その媒体にアプリの宣伝を行う配信手法になります。
ユニバーサルアプリキャンペーンは、名前の通りアプリのプロモーション専用のキャンペーンを作成することで、広告を配信する事が出来ます。
2.3つのメリット
ユニバーサルアプリキャンペーン(UAC)には、大きく次の3つのメリットがあります。
① 顧客を最適化してくれる
顧客最適化とは、グーグルの機械学習が自動的にインストールしやすいユーザーに広告を配信してくれる事です。
細かいターゲティング等をする必要がありません。
② 設定が非常に簡単である
設定が非常に簡単ですので、広告運用に慣れていなくても広告を手軽に配信する事が出来ます。
③ 複数の媒体に広告を配信する事が可能である
グーグル検索ネットワーク・YouTube・Googleディスプレイネットワーク
1つのキャンペーンを作成するだけで、複数の広告媒体に広告を配信出来るのは大きな魅力ではないでしょうか。
3.事例
ここで弊社の事例をご紹介していきます。
こちらの事例は、インフラ系のアプリという事もあり、指名系キャンペーンなどでも比較的高い数値が出ています。
ユニバーサルアプリキャンペーンでも同様に高い数値を記録しております。
CVR 30%超え
CTR 4.8%ほど
平均クリック単価 ¥161
インストール当たりの費用 ¥51
4.ユニバーサルアプリキャンペーンの設定フロー
それでは、図を用いて実際の設定フローをご紹介していきます。
①キャンペーンを作成しよう
まずはキャンペーンを作成していきます。
キャンペーンタブをクリックして「+キャンペーン」のタブをクリックすると、一番下に【ユニバーサルアプリキャンペーン】というものがありますので、クリックします。
②任意でキャンペーン名を決めよう
次に、キャンペーン名を決めて、宣伝したいアプリを選択します。
Google playかApp Storeでアプリ名を検索すると出てきます。
③広告文を作成しよう
次に広告文を作成していきます。
合計4つ作成して、高い成果を上げている広告文がランダムに表示されるようになっています。
動画広告があれば、最大5本まで追加することが出来、YouTube広告でも宣伝出来るのでたくさんの方にリーチ出来ます。
④配信地域を決めよう
次は、配信の地域と言語を選択します。
日本のみではなく、海外に配信する事も出来ます。
⑤予算を設定しよう
次は、1インストールあたりにかける費用の設定と1日の予算を設定していきます。
グーグルアドワーズとplayアカウントをリンクさせると下記のようにアプリの入札単価が把握出来るようになります(代理店の場合は広告主のplayアカウントとリンクさせる必要があります)。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
https://support.google.com/adwords/answer/6068602
下記の画面が出てきたら終了ボタンを押して、キャンペーン作成は終了になります。
キャンペーンがちゃんと作成されておりました。
次は、コンバージョントラッキングがちゃんと作成されているか確認しましょう。
⑥コンバージョントラッキングの確認
キャンペーンを作成したらコンバージョントラッキングが作成されているか確認しておきましょう。
運用ツールから、コンバージョントラッキングタグをクリックします。
下図のように、コンバージョントラッキングが作成されていれば、設定は完了です。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
初めてユニバーサルアプリキャンペーンを聞いた方でも、簡単に設定出来る事がご理解出来たと思います。
アプリは今後さらに開発されていき、世界にもプロモーションが出来る時代に来ています。
この機会に是非、この広告配信方法を覚えて活用してみてはいかがでしょうか。