やる気が出ない時に使える!自然とやる気がみなぎる行動のテクニックとは

やらないといけない事はたくさんあるのに、まったくやる気が出ない。
せっかく休みの日になったのに何もすることなく夕方までYouTubeを見てしまって自己嫌悪…そんな経験はありませんか?

やる気が出ないと仕事のパフォーマンスも下がるし、プライベートも充実せず自分がいやになってしまうこともありますよね。

今日はそんな時にすぐにやる気が出て、仕事でもプライベートでも充実した1日を過ごせるテクニックを紹介します。

1.やることを1日や1時間単位まで細分化する

やらないといけないことが複雑だったり、作業のボリュームが大きかったり、また時間的にまだ先の事の場合、まず何をやるべきかがわからずやる気が起きないことがあります。

例えば試験勉強をしないといけないのに、試験範囲が膨大で何から手をつけていいかわからず、机に向かう気になれないという状態です。

こんな時にまずやるべきは、やることの細分化です。
やらなければいけない大きな塊を、少しずつ小分けにして、最終的に今日やること・今やることまで細かくするのです。

実は人間は自分の行動がイメージ出来ないとき時、実行に移すことができません。
問題を小さくしてイメージ可能な状態にし、「これならやれるかも」と感じることでやる気を出せるのです。

また小分けの目標を達成することで最終的なゴールに着実に向かっている実感が得られ、自分の努力が可視化出来るので、やる気の維持にもつながります。

2.とにかく手を付ける

とはいえ、その「やることを小分けにするためにやる気が出ない」という人もいるでしょう。

そんな場合にはとにかく手をつけてみてください。この時は「面倒だな」「いやだな」という心の声を無視して、とにかくパソコンを開く!という作業を淡々と行うことがポイントです。

実はやる気は、実際に行動を始めることで湧き上がってくるもので、やる気があるから頑張れるというものではないのです。

つまり、やる気が出てくるのを待っていたら、いつまでたっても作業は進まないということですね。

とにかくいったん心のスイッチを切って、手を動かし始めることが重要です。

特に休みの日に寝転がって夕方まで過ごしてしまうという人は、この「心のスイッチを切る」ということができれば、行動的な1日を過ごせるようになります。

3.その行動の意義を再確認する

やらなければいけないことに意義を感じられないときも、なかなかやる気は出ないものです。

「これになんの意味があるんだろう」「やってもやらなくても同じなのでは」そう思う仕事にはなかなか意欲的になれません。

人は感情的な生き物なので、達成感があるとか人に喜んでもらえるとか、何か感情が盛り上がる要素がないと行動しにくいものです。
上司からの指示に従うことが多い仕事などでありがちなシチュエーションです。

こんな時は、まずその仕事の意義を再確認しましょう。
依頼をしてきた上司に聞いたり、また自分の会社の企業理念や社会に提供している価値を確認すれば「この仕事自体に大きな意味はないかもしれないけど、会社としては必要な業務なんだ」とその仕事の重要性が理解できるかもしれません。

2つめはそれを達成した時の自分の様子・気持ちを考えることです。
それを滞りなく終えたら、すっきりする・ホッとする・嬉しい・ちょっと成長したように感じるとか、その行動を終えた後の感情をイメージすると作業に取り掛かりやすくなります。

4.疲れている時は休みつつ軽い運動をする

純粋に疲れてしまってやる気が出ない時もあるでしょう。そんな時はゆっくり休息をとることも重要です。

しかし重要なのは寝たきりにならないことです。
寝たきりになってしまうとどんどんやる気が出にくくなってしまうので、散歩をする、軽くスポーツをするなど負担にならない範囲で体を動かしましょう。

5.同じことでも取り組み方を変える

同じことの繰り返しが多く、新鮮味が失われてやる気がなくなることもあります。

そんな時は、同じことをするためにも少し取り組み方を変えてみることです。
もっと上手くできる方法はないか、時間を短縮することは出来ないか、楽しくできる工夫はないかなど少し方法を変えるだけで、新しい作業のように取りくめます。

家庭であれば毎日同じ食器洗いの作業をしているけど、洗剤を変えてみようとかスポンジを変えてみようとか、洗う順番を変えてみようとか、そんなことででも気分は大きく変わるものです。

6.感情と行動を切り離して考える

感情的にやる気になれないという時もありますよね。
例えば上司と気が合わずに、あの人の指示では働きたくないと思ってしまうようなことです。

こんな時に積極的に仕事や作業に取り組むには、いやな感情と作業を切り離す意識が必要です。

嫌いな人からの指示だから動きたくない、と思う一方でその作業には本当に意義や意味があるかもしれません。だからそこにフォーカスをして考えるのです。

7.自分の成長に目を向ける

自分の失敗にばかり目が向いてしまう人も、やる気が出にくい状況に陥ります。
何かやってまたミスをしたらいやだと思ってしまうからです。

そんな人は自分で意識して「成長したこと」「上手くいったこと」に目を向ける努力が必要です。

毎日「今日はあそこで失敗したけど、ここの部分は上手くいった」などノートにメモしていくことで、自分の成長に自信がついて他の事にもやる気をもって取り組めるようになります。

8.毎日簡単に出来るルールを守る

上記に似ていますが「どうせ私なんて」と思いがちな自己肯定感が低い人もやる気を失ってしまいます。

そのような人は自分に自信をつけるために、毎日簡単なルールを決めてそれを守ることで自分に自信がついていきます。

例えば毎朝本を1ページは読むとか、本当に簡単な事でいいのです。
自分と簡単な約束をしてそれをしっかり守ることが重要です。

9.よく寝る・健康的な生活を送る

頑張りたいと思っていても、体が不健康な状態ではやる気を発揮することは出来ません。

日ごろから睡眠や休息を十分にとって、健康的な食事をとって、自分自身のために時間を使ってリフレッシュしましょう。

特に午後にやる気が出ないと思っている人は、お昼に糖質を含んだ食事を摂りすぎている可能性があるので、食事の量や内容をすこし変更してみてください。

10.大切な人を巻き込む

やる気が出ないときに、外部からの強制力を働かせる作戦です。
例えば、長期的な目標に向かって継続的な努力が必要な時は、友人や知人にその進捗を管理もしくは進捗を報告するのです。

誰かに見られている・人に嫌われたくない軽蔑されたくないという人間の心理を良い方向に利用して、自分自身の行動を促します。

最初のきっかけが外部からの強制だったとしても、上で書いた通り、作業を始めることでやる気が出てきます。

やる気をなくす原因と上手く付き合う

ここに書いたように、やる気がなくなる要因はたくさんあります。
人間関係などがからんでくると、自分1人で状況を変えるのが難しい場合もあります。

しかし、そんな時も相手ではなく自分や組織の目的・目標に意識を向けることで、やる気を奮い立たせることが可能です。

今回紹介した中でも一番効果が大きいは、

①やることを1日単位に細分化する
②とにかく手を付ける

でまずはこれを意識することで、だらだら毎日を過ごしてしまうことを防げます。

基本的に人生はやる気に満ちている時ばかりではありません。
しかしそんな中でもやる気を出せるリカバリー術を覚えておくと、今後の人生やキャリアの面で助けになることがあるでしょう。
ぜひ、いまいちやる気が出ないという時には試してみてください。