Facebook広告の「動画の再生数を増やす」の効果的な使い方とその効果

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Facebook広告では動画を配信したい場合、キャンペーン目的で動画の配信する方法と、広告として動画を配信する方法の2つの種類があります。

ただ、これだけ聞いても何の事だかよく分からないですよね…。

そこで今回は、キャンペーン目的で「動画の再生数を増やす」を選択して、動画を配信することのメリットや目的、広告として配信した場合との違いなどについてお話ししていきます。

これさえ分かれば、動画の配信で困ることはなくなります。

1.動画の再生数を増やすとは?

「動画の再生数を増やす」とは、多くの人に動画を視聴してもらう広告になります。

ですので、動画を見てくれるであろう人に広告が配信され、広告内容の認知度を高めることが出来ます。

この広告はテレビCMのFacebook版と表現することが多いです。

Facebook広告ならではのセグメント(ユーザー層)の選定費用の安さ・手軽さがこの広告の魅力になります。

2.この広告で期待出来る広告の効果

先程もお話ししましたが、この広告を利用すると、商品やサービスの認知度を上げる事が出来るので、ブランディング効果や潜在層に向けた訴求を行う事が出来ます。

ですので、この広告はコンバージョンを目的とせず、長期的なブランディング施策として利用するのが効果的です。

また、この広告を効果的に配信する為には、大体30秒くらいの動画がベストですので、どんなに長くても1分以内に抑えるようにしましょう(Facebookをやっていて、1分以上の動画なんて見ないですよね?)。

潜在層にリーチしてどうするの?

潜在層に広告を認知してもらう事で、リスティングの固有名詞(自社名やサービス名)の獲得単価を下げる事や、コンバージョン率を上げる事が期待出来ます

他にも、自然検索の検索回数他のFacebook広告の成果を上げること等も期待出来ます。

ただし、この辺のデータは正確に測れるものではなく効果の補償も出来ないので、あくまで+αの施策として利用するようにしてください。

3.広告の配信イメージ

広告は次のような形で配信され、広告文にURLを入れておかないとユーザーをサイトに誘導することが出来ないので、注意が必要です。

また、このキャンペーン目的を利用すると、1再生あたり5円前後で広告を見てもらう事が出来ます。

4.この目的でコンバージョンを獲得する裏ワザ

「動画の再生数を増やす」は、コンバージョンを目的として配信しない方が効果的だというお話をしましたが、コンバージョンを期待出来る唯一の裏技的な使い方があります。

それは、「キャンペーンやイベントの告知」に利用する事です。

もちろん、期間限定と言いつつ常に割引サービスや追加特典を用意しているようなものではなく、本当に期間限定の告知でのみ効果が期待出来ます

例えば、スポーツ舞台競馬のような、その日しかやらないようなイベントはコンバージョンが期待出来ます(まぁCV目的の広告と比べると成果は良くないですが…)。

昨年の11月になりますが、期間限定のイベントで次のような成果を出すことが出来ました。

5.キャンペーン目的と広告配信での動画の違い

キャンペーン目的で「動画の再生数を増やす」を選択すると、動画を見てくれやすい人に広告を配信することが出来、広告で動画広告を選択すると、そのキャンペーン目的を満たすであろう人に動画広告が配信されます。

その為、動画の利用方法に応じて、キャンペーン目的で利用するのか、広告として利用するのかを決める必要があります。

6.まとめ

「動画の再生数を増やす」というキャンペーン目的を利用すると、動画を見やすいユーザーに広告が配信されます。

基本的には、認知拡大として利用しますが、キャンペーンやイベントによっては、コンバージョンを見込める事もあります。