タイピングの速さ=仕事の速さ!タイピングスピードが上がるおすすめ練習方法を公開

スマホの普及に伴い、キーボードを使わずフリック入力を使う人が増えています。
就職活動もスマホで完結できるため、キーボードをあまり使ったことが無いまま就職する人も多いようです。

しかし現在でもオフィスワークのほとんどがキーボードを使って行われます。
今回は就職する前、もしくは早いうちにマスターしておいた方がいいタイピングスキルについて、重要性や効率的な方法を解説します。

タイピングがなぜそんなに重要なのか

現代ではスマホの性能が向上して、従来はPCが必要だった作業についてもそのほとんどがスマホでも行えるようになっています。
ではなぜ今でもタイピングスキルがそんなに重要だといえるのでしょうか。主な理由を説明します。

多くのオフィスワークが未だPCで行われているから

スマホが普及した今でも、ビジネスシーンでは多くの業務がPCを使って行われています。また情報を扱う場合、大きなディスプレイでキーボードを使って行うほうが効率も良いので、ビジネス全部をスマホで行う時代はまだ遠いと言えるでしょう。

文書を書く仕事が多くなっているから

また、現代は文字を使ったコミュニケーションが非常に多くなっています。
従来電話や対面で行っていたコミュニケーションが、メールに、さらにチャットやSNSに変わってきています。

また対面での営業が減り、Webでの情報発信が重要になっていますので、ダウンロード用の提案資料を作成するなどPCを使った制作物も増えています。

タイピングが遅いと業務の速度が遅くなる

文字を打ってコミュニケーションをとることが多いので、自然と「どれだけ速くタイピングできるか」が業務効率に直結します。
タイピングが遅かったり、ミスタイプが多かったりすると、1つの作業をするのにも余計な時間がかかってしまいます。

思考に集中できないから

またあまり意識されませんが、タイピング中に文字を打つことに意識を向けていると思考に集中できません。

タイピングが速くタッチタイピングが身にしみついている人は、意識しなくても考えたことをタイピングできます。
思ったこと、聞いたことをそのスピードで文章にできます。

しかし指の動きを考えながら打っている限りは、指の動かし方に意識を取られたり、ミスタイプを修正したりして思考に集中できません。

このようにタイピングのスピードは思考のスピードにまで影響してしまうのです。

タイピングを早くする練習方法

タイピングを早くするには練習あるのみです。

しかし練習あるのみといっても、やみくもにタイピングをするだけでは効率的な練習とはいえません。ここでは早く正確なタイピングを見につけるために役立つ、練習のポイントを公開します。

キーボードを見ず指のポジションを覚える

引用:ちびむすドリル

タイピングの練習で最も重要なのですが、練習中に手元を見てはいけません。

見た状態でもそれなりに速く打てるようになるのですが、そのくせが抜けなくなりいつまでたってもキーボードを見ずに打てるタッチタイピングが身につきません。

「見ながら早く打てる」の延長線上に「タッチタイピングで速く打てる」は無いのです。
そして見える状態で打てるスピードは、タッチタイピングのスピードを超えられません。

まだキーの場所がわからない時は大変だと思いますが、「手元を見ない」ということが重要です。

どの指でどのキーを打つのか、通常はどの位置に指を置いておくのかは標準的なルールが決まっていますので、その形を覚えましょう。
これをホームポジションと言います。

1日10分でも毎日練習する

タイピングは毎日少しずつでも練習することが重要です。

特に毎朝、業務開始前に10分と決めて練習すると「今日はいい感じ」など、当日の調子のバロメータになります。

言葉のかたまりごとに覚える

「ありがとうございました」など、よく打つ言葉は早く打てる経験があると思います。
キーの位置を覚えたら、言葉ごとに「かたまり」として指の動きを意識して覚えると、タイピングも早くなりますしタイプミスも少なくなります。

タイピングが練習できる無料サイト

タイピングが練習できる無料サイトはWeb上にたくさんあります。
カリキュラム形式で達成度がわかるものや、ゲーム感覚で成績が出たりランキングに登録できるものなどがあるので、目標を持って練習できます。

ホームポジションを覚えるのに適したサイト

タイピングを早くしたいのであれば、まずはホームポジションをしっかりマスターしましょう。

ホームポジションを覚えることで、ミスタイプが少なくなり効率的な指の動かし方ができるようになります。

TypingClub(タイピングクラブ)

https://www.typingclub.com/

タイピングの基本をマスターするのに定番といわれているサイトが、TypingClubです。
各国の言葉に対応して、まずはホームポジションの基本になる「f」「j」という2つのキーから少しずつホームポジションをマスターできます。

カリキュラムが細かく分かれているので、1つずつクリアのバッジをもらっていくのも楽しく、初心者でも飽きずに楽しくホームポジションがマスターできます。

英語音声しかありませんが日本語の字幕がついています。

タイピングスピードが上がるサイト

寿司打

http://typingx0.net/sushida/

制限時間内にタイピングをすることで、アニメーション上の回転寿司を食べることができます。
長い言葉をタイピングすると高いお寿司が食べられるなど、最終的に10,000円コースで13,000円ぐらい食べられるようになると、かなりタイピングが速くなっていると考えられます。

中には10,000円コースで20,000円以上食べる人もいます。その場合1秒間に6キー以上をタイピングしているようです。

どんどん食べられるお寿司が多くなってくるので、成長を実感できて楽しく練習ができます。

またこの寿司打が公開されているNeutralには他のタイピングゲームもたくさん公開されています。

クイズを兼ねたものなどさまざまなゲームがあるので自分が気に入ったもので成績を上げていくのが楽しくて良いでしょう。

イータイピング

https://www.e-typing.ne.jp/

イータイピングも有名なタッチタイピング練習サイトです。
腕試しのレベルチェックがあり、レベルやスコア、正確率が数字で出ます。

また苦手なキーを教えてくれるので、自分の弱点を理解して改善することができます。
まずは1つ上のレベルを目指して着実にタイピングスピードと正確さを改善していきましょう。

また結果の表示に「励ましのひと言」が入っているのが個人的には「あと一回だけ練習しようかな」という気持ちにさせてくれます。

その他にもたくさんの練習サイトがあるので、基本のポジションをしっかり覚えた後は、自分が楽しく練習できるサイトで練習を続けましょう。

同じサイトの同じコースで練習していると、慣れによって良い成績が取れるようにはなります。ただしタイピングの内容が決まってくるため、コースを変えたりサイトを変えたりして、幅広い言葉に対応できるように意識しましょう。

キーボードにこだわるのも手

仕事の内容によりますが、現代のオフィスワーカーにとってキーボードは非常に重要な仕事道具です。
料理人にとっての包丁、美容師のはさみのようなもので、仕事の質を左右する重要なアイテムです。

タイピングが早くなってきたら、自分の打っていて気持ちのいいキーボードに替えてみるのも手です。

長く使っているものの方が早くタイピングできそうですが、打鍵感など個人の好みがあるので、家電量販店などで自分の好きなものを探すといっそうのスピードアップが望めるでしょう。

タイピングは全ての仕事に影響

このようにタイピングは仕事全体のスピードに影響する重要なスキルです。
しかも向き不向きでなく、自分でコツコツ練習すれば必ず誰でも身につけられる能力でもあります。

効率的に仕事をして成果を出すためにも、タイピングが苦手な人は今日から好きなサイトを見つけて目標を立て練習を始めてくださいね。