求人情報専門の検索エンジンである「indeed」、最近はTVCMなど様々なところで広告を目にする人も増えた影響で利用者も増加し、ますます勢いを増しています。
きっと企業の担当者様で、新たな採用活動方法として「使ってみようか」と検討している方も少なくはないのではないでしょうか。
ただ、広告を出すにあたり、コスト面などきちんと把握しておかなければならないところもありますよね。
そこで今回は、気になる課金方法について解説していきたいと思います。
0. indeed広告の体系
そもそもindeed広告には「有料枠」と「無料枠」が存在します。
有料枠の方は後程ご紹介しますが、お金をかけずにindeedに求人を出したいという場合は無料枠で掲載することになりますが、その特徴として下記のようなものがあります。
- 掲載や応募数に関係なく費用は発生しない
- 有料枠の下部に表示される
- 古い求人はどんどん掲載順位が落ち見られにくくなり、埋もれていく可能性がある
以上のような特徴があります。
無料枠に関しては下記の記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。
「indeed広告における無料枠と有料枠の違いとは?2つの特徴をご紹介」
1.indeedの課金方法
indeedの課金方法としてはCPC(クリック課金)となっており、広告がクリックされた時のみ課金される方式です。
いくら表示されていようと、クリックされない限りはお金がかからないシンプルな仕組みとなっています。
これはリスティング広告でも同じですが、クリックされた場合に費用が発生するため、タイトルや条件、求人内容の書き方によっては費用が発生しただけで成果が出ないという可能性もあります。
運用型広告なので、文章の書き方も含め、日々しっかりとチェックする必要があります。
2.平均的なクリック単価は?
業種や時期などによって変動はありますが、indeed広告のクリック単価は100円以下であることが少なくありません。
理由として、indeedがGoogleやYahoo!などと違い求人特化型検索エンジンだからという部分が大きい要因です。
indeedを使用するユーザーは、その全てが求人情報を求めており、そこに出稿される広告も求人に関してのもので、GoogleやYahoo!などに出稿されるリスティング広告と違い、商品の広告ではないので、1企業が出稿する広告の数も少なくなります。
実際に、目安としてのクリック単価は下記のようになります。
3.クリック単価の決め方
予算をしっかりと管理するために1日の上限クリック単価を決める必要がありますが、簡単な決め方として、大まかにクリック単価を決めて配信してみる、という方法があります。
例えば、100円を上限とし、配信した際のデータを基にクリック単価を調整することで、どのくらいが最適なクリック単価なのかを発見する方法です。
調整はどのようにやったら良いか分からないという方向けに、単価を上げる場合/下げる場合の判断基準となるポイントをご紹介します。
上記のようなポイントに当てはまるようであればクリック単価を変更してください。
手動で調整する方法とは別に、自動調整機能もあるので最初は自動調整にして動向を掴むのもいいかと思います。
4.クリックを集めるコツ
クリック単価を安くするのは大事なことですが、最終的な目的は人材を採用することで、そのためにはクリックを集める必要があります。
多くのクリックを集めたいとなると、上位表示させることが必須になりますが、入札単価を上げればよいのかというそうではなく、indeedの掲載順位は下記のような決まりがあります。
indeedでは広告を出稿する際にキーワードを指定出来ません。
実際にindeedで広告を表示させる際に読み込むのは求人情報ですので、求人情報を充実させる必要がありますので、表示させたいキーワードで検索した際に、きちんと表示させるために求人情報を充実させましょう。
求人情報とキーワードの整合性が見られるので、入札単価をあげるのも一つの手ですが、それだけに頼らないようにしましょう。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、indeedの初歩的な部分である課金方法についてご説明しました。
仕組みとしては簡単で、一般的な求人媒体よりも安く募集をかけることが出来ますので、一度自社採用活動の一環として行ってみてはいかがでしょうか?