リスティング広告を運用する上で、一番初めに悩まれるのが広告文になります。
まずは、【文字数】【使える記号】【広告文の考え方】で悩まれる方が多いのではないでしょうか。
広告文を作成する上では、Googleアドワーズ広告とYahoo!プロモーション広告の入稿規定が御座います。
この入稿規定をクリアしなければなりません。
そこで今回は、Google広告とYahoo!プロモーション広告の入稿規定・使える記号・広告文の考え方についてご説明させていただきます。
目次
1,広告文の入稿規定
(1)Google広告 広告文規定
タイトル(見出し)
現在、広告のタイトルは2つ設定し、1つのタイトルに全角で15文字,半角で30文字まで設定することが出来るようになっております。
広告文(説明文)
広告文は全角で40文字,半角で80文字までの設定になっております。
誰もが考えますのが、広告文を目立たせる為にスペースを使ったり、過剰な繰り返し表現を使用するのはポリシー違反になりますので、広告の審査は不承認になり広告出稿は出来ません。
表示URL
現在はディレクトリまで表示させることが可能です。
【パス】という項目で設定することが出来、2階層まで指定することが出来ます。
文字数は最大15文字まで設定することが可能となっております。
広告文では箇条書きを使用することが出来ません。
そして、感嘆符(!)などの記号を連続して使用することもNGとなっております。
あと半角カタカナや絵文字も、もちろん広告文に使うことは出来なくなっております。
(2)Yahoo!プロモーション広告 広告文規定
タイトル(見出し)
広告のタイトルは2つ設定することが可能となっております。
各文字数は、全角で15文字,半角で30文字まで設定が出来るようになっています。
広告文(説明文)
広告文はGoogleアドワーズ広告と同じく、全角で40文字,半角で80文字までの設定になっております。
Yahooでも顔文字などを使うとポリシー違反になり、広告の審査が不承認になってしまいます。
表示URL
現在はディレクトリまで表示させることが可能です。
オプションとして、2階層まで指定が出来ます。
ディレクトリの文字数は、各全角で7文字,半角で15文字まで設定が可能です。
広告文の冒頭でスペースを使ったり、記号を連続使用したりすることも出来なくなっております。
目立たせる為に、スペースを過剰に使用することも出来ません。
2.広告文で使える記号
(1)Googleアドワーズ広告
Googleアドワーズ広告で使用出来る記号一覧になります。
Googleが許可していない記号や句読点の使い方を致しますと、広告は不承認になります。
例えば、句読点や記号を本来の使い方ではない使用方法をしている場合は、広告が不承認になり広告出稿が出来ません。
(2)Yahoo!プロモーション広告
Yahoo!プロモーション広告で使用出来る記号一覧になります。
検索
(3)YDN
タイトルや広告文で同じ記号を使う場合は2つまでとなっております。
しかし、句読点,中点,カンマ,ピリオド,は使用回数について制限はありませんが、連続して使用することは禁じられております。
3,広告文を考える時に気を付けるポイント
(1)リンク先ページとの内容が合っているか
タイトル・広告文を閲覧して興味がある広告をユーザーはクリック致します。
その際に、リンク先のLP内容とタイトル・広告文に相違が御座いますとすぐに離脱されてしまいます。
LPでアピールしている商品やサービスを理解し、正しい内容をタイトル・広告文に記載しなければなりません。
あまりにも異なった内容で作成致しますと、不承認になり広告出稿が出来ません。
承認された場合でも、コンバージョンを獲得するのは難しいと考えられます。
(2)使えるキーワードの確認
広告主にヒアリングを行い、使ってはいけないキーワードや絶対に使って欲しいキーワードは前もって確認をしておきましょう。
せっかくタイトル・広告文を構築致しましても確認をしていなければ広告主に迷惑が掛かってしまいます。
(3)ターゲットに訴求出来ているか
リスティング広告では、顕在化しているユーザーをターゲットに出来るのがメリットに挙げられます。
ターゲットに強く訴求する為には、疑問符や記号や地域名を明記することをお勧め致します。
ターゲットの年齢が限定されたり、地域限定の場合は「京都」「20代女性」などのキーワードを入れるとターゲットに訴求しやすくなります。
(4)他社広告との比較
広告設計に欠かせないのが現状把握です。
同じサービスや商品について、広告出稿している広告主は他社にも多いいます。
まずはメインキーワードとなるキーワードで検索を行い、他社の広告がどのように出稿されているか確認を行います。
競合他社にない独自の強みを盛り込み優位性をアピール致しましょう。
(5)検索キーワードを絡める
ユーザーが調べている検索語句を確認し、タイトルや広告文に検索語句を入れましょう。
実際に調べているキーワードがタイトルや広告文に入っていれば、目的を解決してくれるサイトだと認識し、広告をクリックしていただける可能性が高くなります。
(6)行動を促すフレーズ
ターゲットに取ってほしい行動を記載致します。
「今すぐ資料請求」「お申込みはこちら」「料金確認」「ご予約はこちら」など
何が出来るか明確に記載することによって、ターゲットは目的を解決出来るか判断するので、質の良いアクセルが集まると考えられます。
まとめ
今回ご紹介した内容は基本的なことになりますが、以外に基本的なことが出来ていない広告が御座います。
リスティング広告の費用対効果を高める為に、是非参考にしていただければ幸いです。