リスティング広告の代表格であるグーグルアドワーズ。Web担当者ならば、誰もが一度は触れたことのあるプラットフォームかもしれません。
それだけ使う機会の多いグーグルアドワーズですが、当然広告を作ったり入稿したりする際には、Googleが定める入稿規定をクリアする必要があります。
しかし、細かいルールが多く、チェックすべき点も多い入稿規定を逐一確認するのは意外と大変な作業ですよね。
そこでこの記事では、グーグルアドワーズの入稿規定を整理してまとめてみました。リスティング広告を運用している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
0. グーグルアドワーズのテキスト広告タイプは1つになった
以前は、グーグルアドワーズのテキスト広告には2つのタイプがあり、それぞれ入稿規定が若干異なりました。
一つは、オーソドックスな「標準テキスト広告」であり、もう一つはスマートフォン向けの要素を取り入れて表現の幅が広がった「拡張テキスト広告」になります。
ただ2017年1月から、テキスト広告はすべて「拡張テキスト広告」に統一され、今後入稿する際は自動的に「拡張テキスト広告」として扱われることになりました。
既に掲載している標準テキスト広告は引き続き掲載出来ますが、新規広告は必ず拡張テキスト広告となるので、今回は拡張テキスト広告の入稿規定について取り上げています。
1. グーグルアドワーズの入稿規定
それでは、グーグルアドワーズの入稿規定について具体的に見ていきましょう!
見出し(タイトル)
広告の見出し(タイトル)は2つ設定出来、それぞれ全角で最大15文字(半角で30文字)までとなっております。
広告文(説明文)
広告の本文は全角で最大40文字(半角で80文字)までとなっています。
なお、目立たせる為にスペースなどを多用したり、過剰な繰り返し表現を使ったりするのはポリシー違反となりNGとなります。
表示URL
表示URLのドメイン部分は自動的に決定されるので、特に設定は不要です。
ただ、ディレクトリまで表示させたい時は、「パス」という項目で指定する必要があります(広告表示オプション)。
パスは2階層まで指定出来、最大文字数は各15文字までとなっています。
記号について
見出しでは感嘆符(「!」)を使用出来ないので注意してください。
本文では主要な記号は一通り利用可能です。ただし、例えば三点リーダ(「…」)や全角イコール(「=」)などは使えません。
グーグルアドワーズで使える記号については以下の記事に詳細を記載しているので、チェックしてみてください。
「【最新版】リスティング広告で使える記号と効果的な使い方」
その他
広告文では箇条書きを使用することは出来ません。
また、感嘆符などの記号を連続して並べるのもNGです。
半角カタカナや絵文字などを広告文に含めることも不可となっています。
ルールの総まとめ
これまでご紹介してきたルールを表にしたので、確認してみて下さい。
2.ヤフープロモーション広告との入稿規定の違い
同じくリスティング広告の代表的な存在として、ヤフープロモーション広告も挙げられます。
グーグルアドワーズとヤフープロモーション広告の入稿規定はかなりの部分で一致しており、そこまで大きな違いはありません。
目立つ差異としては、グーグルアドワーズでは見出しでの感嘆符の使用が禁止されているのに対し、ヤフープロモーション広告では禁止されていないという点があります。
また使える記号には若干違いがあり、例えばヤフープロモーション広告では、グーグルアドワーズで使えない三点リーダや全角の計算記号などが使えます。
3.まとめ
グーグルアドワーズの基本的な入稿規定について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
全角が2文字カウントなのを忘れて文字数が超過してしまうなど、ケアレスミスで入稿規定をクリア出来なくなるというのは意外とよくあることです。
グーグルアドワーズにリスティング広告を入稿する時には、ぜひ今回ご紹介した入稿規定の内容をおさらいしてみてくださいね。