インプレッションシェアの活用方法

リスティング広告の成果を改善する上で、インプレッションシェアは非常に重要な指標になります。

成果の出ている広告や成果の出ていない広告への配信を調整することで、リスティング広告の成果をより高めることができます。

そこで今回は、インプレッションシェアとは何か?という話から、広告への活かし方までご紹介していきます。

1.インプレッションシェアとは

インプレッションシェアとは、本来広告が表示される回数に対して、何%の広告が表示されたかを示した割合になります。

例えば、本来1,000回広告が表示されるはずだったのに、500回しか広告が表示されなければ、インプレッションシェアは50%になり、機会損失していることになります。

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では、なぜ広告が表示されないというケースが起こるのでしょうか?

そこで重要になってくるのが、

  • インプレッションシェア損失率(広告ランク)
  • インプレッションシェア損失率(予算)

という2つの指標になります。

インプレッションシェア損失率(広告ランク)

インプレッションシェア損失率(広告ランク)とは、広告ランクが競合より劣っているために、広告が表示されなかった割合のことになります。
※ヤフーでは、インプレッションシェア損失率(掲載順位)になります。

現状1位に表示されている広告でも、競合の広告ランクが上がることによって、広告が表示されなくなってしまうケースもありますよね?

このように、自社の広告ランクが下がる・競合の広告ランクが上がる等して、広告が表示されなくなった割合を、インプレッションシェア損失率(広告ランク)では示しています。

広告ランクについては、「広告ランクの仕組みを徹底解説!広告ランクで掲載順位が決まる」を参考にしてみてください。

インプレッションシェア損失率(予算)

インプレッションシェア損失率(予算)とは、広告費が足りず、広告が表示されなくなった割合のことになります。

例えば、1クリック100円の広告を1,000回表示させるためには、100,000円の広告費が必要ですが、50,000円の広告費しかなかった場合は、表示できないケースが出てきますよね?
※便宜上1表示=1クリックにしています。

このように、広告費が足りずに広告が表示されなかった割合をインプレッションシェア損失率(予算)と言います。

リスティング広告の広告費については、「【徹底解説】リスティング広告の費用を決める5つの方法と9つのコツ」を参考にしてみてください。

インプレッションシェアの内訳

インプレッションシェアが100%にならない理由は、広告ランクと予算(広告費)が関係しています。

ですので、仮にインプレッションシェアが50%だった場合、次の図のような状況になっています。

2.インプレッションシェアを使った広告の改善フロー

インプレッションシェアを使って広告の改善を行う場合、広告の成果そのものを確認した上で、インプレッションシェアを改善していきます。

また、広告成果の改善方法は他にもありますので、下記記事を参考にしてみてください。

フロー1.広告の成果を確認する

広告の改善を行う鉄板は、大きい箱から成果を確認していくことになります。

まず、アカウントを見て現状の成果を確認し、キャンペーン単位でどういったグループで成果が良いのか(悪いのか)を確認し、広告グループ単位でどういったキーワード郡で成果が良いのか(悪いのか)を確認し、最後にキーワード単位で確認。

というフローを踏むことになります。

常にアカウントの詳細を確認していくことは難しいので、まずはキャンペーン単位で成果の良し悪しを確認するところからはじめましょう。

良し悪しの判断基準は広告の目的によって変わってくるかと思いますが、基本的にはCV数と許容CPAで判断していきます。

フロー2.インプレッションシェアの確認

インプレッションシェアの確認も広告の成果確認と同じフローで行います。

この時、広告の成果確認を行った際に、特に良かったキャンペーンと悪かったキャンペーンを中心に確認していきます。

もちろん、キーワード単位で全ての確認ができれば良いのですが、時間の成約もあるかと思いますので、キャンペーン単位や広告グループ単位で特に目に付く部分から修正していきます。

フロー3.インプレッションシェア損失率(予算)の修正

成果の良いキャンペーン(広告グループ・キーワード)で、インプレッションシェアが低い場合は、それだけ機会損失している事になり、非常にもったいないです。

そうしたキャンペーンには、広告費をドンドン寄せていき、インプレッションシェア損失率(広告費)を改善していきましょう。

逆に成果の悪いキャンペーンに関しては、キャンペーン全体の予算を減らす(もしくは停止する)事で、インプレッション損失率を高めていきましょう。

もちろん、成果の良い(悪い)キャンペーンの中身を覗いて、広告グループやキーワード単位で成果の良し悪しを確認し、小さい単位で調整することができれば、より成果を高めることができます。

フロー4.インプレッションシェア損失率(広告ランク)の修正

インプレッションシェア率は予算だけでなく、広告ランクでも高めることができるので、キーワード・広告文・LPの関連性やクリック率を改善し、広告ランクを高めていきます。

クリック率と広告文の改善につきましては、下記記事を参考にしてみてください。

+α.成果の改善を行う際のポイント

少しでも安い単価で広告を配信していく場合、成果の良いキャンペーン(広告グループ・キーワード)に広告費を使い、成果の悪いキャンペーンを止めてしまうことが、最も確実です。

逆に、少しでも多くのCVを獲得していく場合は、CPAが許容範囲内のキャンペーンはもちろん、許容範囲を上回っていてもアカウント全体で見たときに許容範囲以内のCPAであれば、止めずに配信していくことが重要です。

そうした前提を踏まえて、成果の改善を図ることで、より高い効果が見込めます。

ただ、それはあくまでリスティング広告単体で見たときの話であり、アトリビューション(間接効果)まで考慮した運用を行う事が、集客施策全体の効果を高めることができるので、注意も必要です。

3.インプレッションシェアの注意点

言うまでもありませんが、インプレッションシェアは広告の成果を高めるための1つの指標でしかありません。

ですので、インプレッションシェアを向上させることを目的とした運用は行わないようにしてください。

インプレッションシェアが100%でないという事は、機会損失が生まれているという事ですが、それはあくまでそのキャンペーンや広告グループ、キーワードの話になります。

広告の成果は、常にアカウント全体、さらに言えば集客施策全体で考えていくことがとても重要になってきます。

4.まとめ

リスティング広告の改善を行う際、インプレッションシェアも考慮に入れることで、より高い成果を期待できます。

これまで、あまり重要視してこなかったのであれば、是非一度試してみてください。

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